ビル群の迷路。
トーマス・ラドクリフという方の迷路作品集を見て、楽しかったので、同じモチーフで自分流に描き直してみた。
同じところ:直線を中心にたくさんビルが生えている風景を迷路化した。
違うところ:ラドクリフさんの迷路は、まずビルの絵を描き、そこに迷路を重ねて描いたような構造になっていて、絵のほとんどの部分は通り道になっていない。また、ビルを表現する線を優先しているので、逆にビルの形とは関係ない迷路のためだけの線が多い。私のほうは、迷路の通路でビルを描いているので、100%通り道で埋められている。逆に、ビル自体には写実的な要素はない。
迷路の複雑さや難しさという点では、自分のほうが出来が良いと勝手に思っている。ほんとにフリーハンドで描いているので、手書き風な味が残っているのも、自分で言うのもなんだが気に入っている。